WindowsでUSBメモリーが認識しないときの対処法|初心者向けに原因と解決方法を解説
USBメモリーをパソコンに挿したのに、画面に何も表示されないと不安になりますよね。
「USBメモリーが壊れたのかな?」
「中に入っている写真や書類は消えてしまったの?」
「何度差し直しても反応しないけれど、どうすればいいの?」
お母さん、まずは慌てなくて大丈夫です。
USBメモリーが表示されないときは、本体の故障だけでなく、接触不良やWindowsの一時的な不具合など、いくつかの原因が考えられます。
今回は、簡単に確認できる方法から順番に見ていきます。大切なデータが入っている場合に、やってはいけない操作もあわせて確認しておきましょう。
今日のレッスン
今日のレッスンでは、次のことを確認します。
WindowsでUSBメモリーが認識しない主な原因
最初に試したい簡単な対処法
エクスプローラーやデバイスマネージャーで確認する方法
USBメモリー本体とパソコン側のどちらに原因があるか見分ける方法
大切なデータが入っているときの注意点
初めて聞く言葉もありますが、できるだけ身近な言葉に置き換えて説明していきます。
WindowsでUSBメモリーが認識しない主な原因
USBメモリーが読み込まれない原因は、一つではありません。
よくあるのは、次のようなケースです。
USBメモリーが奥まで差し込まれていない
USB端子の接触が一時的に悪くなっている
WindowsがUSB機器を正しく読み込めていない
USBポートの一部に不具合がある
USBメモリー本体が故障している
Windowsの更新や設定に問題がある
「USBポート」とは、USBメモリーを差し込むパソコン側の差し込み口のことです。
同じパソコンに複数のUSBポートが付いていても、それぞれ内部の接続が異なるため、一つだけ反応しなくなることがあります。
そのため、USBメモリーが表示されないからといって、すぐに本体の故障とは限りません。
WindowsでUSBメモリーが認識しないとき最初に試すこと
難しい設定を開く前に、まずは次の3つを試してみましょう。
USBメモリーを差し直す
USBメモリーを一度ゆっくり抜き、向きと差し込み口を確認してから、奥までしっかり挿します。
接触がうまくいっていなかっただけなら、これで表示されることがあります。
何度も勢いよく抜き差しするのではなく、一度抜いたら数秒待ってから挿し直しましょう。
別のUSBポートに接続する
パソコンに別の差し込み口がある場合は、そちらも試します。
最初のUSBポートだけに問題があるなら、別の場所では正常に読み込めることがあります。
USBハブを使っている場合は、USBメモリーをパソコン本体へ直接挿して確認してください。
USBハブとは、一つのUSBポートを複数に増やすための機器です。ハブ側の電力不足や不具合で、USBメモリーが反応しない場合もあります。
Windowsを再起動する
USBメモリーを差し直しても表示されない場合は、パソコンを再起動します。
Windowsが一時的にUSB機器をうまく読み込めていないだけなら、再起動によって状態がリセットされ、使えるようになることがあります。
WindowsでUSBメモリーが認識しないときの確認方法
ここまで試しても改善しない場合は、Windows上でUSBメモリーが見えているか確認します。
エクスプローラーでUSBメモリーを確認する
画面下のフォルダーの形をしたアイコンをクリックして、エクスプローラーを開きます。
左側にある「PC」または「このPC」を選び、USBメモリーの名前や「USBドライブ」などの表示がないか確認してください。
表示されていれば、WindowsはUSBメモリーを認識しています。
表示されているのに開けない場合は、USBメモリー内のデータやファイル形式に問題がある可能性もあります。
USBメモリーのランプを確認する
ランプ付きのUSBメモリーなら、挿したときに点灯または点滅するか見てみましょう。
ランプが付く場合は、USBメモリーに電気が届いている可能性があります。
ただし、ランプが点灯しているだけで正常に読み込めているとは限りません。エクスプローラーの表示もあわせて確認してください。
WindowsでUSBメモリーが表示されないときの対処法
基本的な確認で直らなかった場合は、原因を少しずつ絞り込んでいきます。
他のパソコンでUSBメモリーを確認する
別のWindowsパソコンが使える場合は、同じUSBメモリーを挿してみます。
他のパソコンでは表示されるなら、USBメモリー本体よりも、最初に使ったパソコン側に原因がある可能性が高くなります。
反対に、どのパソコンでも読み込めない場合は、USBメモリー本体の不具合が考えられます。
別のUSBメモリーをパソコンに挿す
手元に別のUSBメモリーがあれば、同じUSBポートで試してみましょう。
別のUSBメモリーは使えるのに、問題のUSBメモリーだけ反応しない場合は、そのUSBメモリー側に原因がある可能性があります。
このように別の機器と比べると、パソコン側とUSBメモリー側のどちらを確認すべきか判断しやすくなります。
Windows Updateを確認する
「設定」から「Windows Update」を開き、保留中の更新がないか確認します。
Windows Updateは、Windowsの不具合を修正したり、安全性を高めたりするための更新機能です。
更新プログラムによって、USB機器の読み込みに関する不具合が改善されることもあります。
更新が終わった後は、必要に応じてパソコンを再起動し、もう一度USBメモリーを接続してください。
デバイスマネージャーを確認する
デバイスマネージャーは、パソコンに接続されている機器の状態を見るための画面です。
難しい名前ですが、「パソコンにつながっている機器の一覧表」と考えると分かりやすいでしょう。
スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。
「ディスク ドライブ」や「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を確認し、黄色い「!」マークが付いていないか見てください。
黄色いマークがある場合は、Windowsがその機器を正常に使えていない可能性があります。
ただし、初心者が自己判断でドライバーを削除したり、設定を大きく変更したりするのはおすすめしません。状態を確認するだけにして、分からない場合は詳しい人へ相談しましょう。
WindowsでUSBメモリーが認識しない原因の見分け方
USBメモリー側とパソコン側のどちらに問題がありそうか、次の表を目安にしてください。
| 確認した状態 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 他のパソコンでは使える | 最初のパソコンやUSBポート側 |
| どのパソコンでも使えない | USBメモリー本体側 |
| 他のUSBメモリーは使える | 問題のUSBメモリー側 |
| どのUSB機器も反応しない | パソコンやUSBポート側 |
| ランプは付くが表示されない | Windowsの読み込みやデータ側 |
| ランプも付かず反応もない | USBメモリー本体またはUSBポート側 |
この表だけで故障を断定することはできませんが、次に何を確認すればよいか判断しやすくなります。
WindowsでUSBメモリーを使うときの注意点
USBメモリーを安全に使うためには、抜き方にも注意が必要です。
ファイルを保存している途中や、USBメモリーのランプが点滅している最中に抜くと、データが壊れることがあります。
画面右下のUSBアイコンから「取り出し」を選び、「安全に取り外すことができます」と表示されてから抜くと安心です。
また、大切な写真や書類をUSBメモリーだけに保存するのは避けましょう。
USBメモリーは持ち運びに便利ですが、紛失や故障の可能性があります。パソコン本体、外付けSSD、クラウドストレージなど、別の場所にもコピーを残しておくことが大切です。
バックアップとは、元のデータが消えたときに備えて、同じデータを別の場所にも保存しておくことです。
WindowsでUSBメモリーが故障している可能性があるサイン
次のような状態が続く場合は、USBメモリー本体の故障も考えられます。
複数のパソコンで試しても表示されない
どのUSBポートに挿しても反応しない
ランプがまったく点灯しない
接続と切断を何度も繰り返す
USBメモリーが異常に熱くなる
「フォーマットする必要があります」と表示される
開こうとするとエラーメッセージが出る
中に大切なデータが入っている場合は、何度も接続を試したり、自己判断で初期化したりしないでください。
特に「フォーマットしますか?」と表示されても、すぐに実行しないことが大切です。
フォーマットとは、USBメモリーを使える状態に整え直す操作ですが、保存されているデータが見えなくなったり、失われたりする可能性があります。
必要なデータがある場合は、データ復旧の専門サービスへ相談する方法もあります。
USBメモリーが認識しないときの確認チェックリスト
操作を始める前に、次の項目を上から確認してみましょう。
□ USBメモリーを一度抜いて差し直した
□ 別のUSBポートを試した
□ USBハブを外して直接接続した
□ Windowsを再起動した
□ エクスプローラーの「PC」を確認した
□ 他のパソコンでUSBメモリーを試した
□ 別のUSBメモリーを同じパソコンで試した
□ Windows Updateを確認した
□ デバイスマネージャーを確認した
□ 「フォーマット」を実行していない
全部を一度に試す必要はありません。簡単で安全な項目から、上から順に確認していけば大丈夫です。
WindowsでUSBメモリーを使うときに役立つ関連記事
USBメモリーへ保存するファイルが見つからない場合は、Windowsでダウンロードしたファイルの保存場所を確認する方法も参考になります。
また、USBメモリーやパソコンの空き容量が少なくなっている場合は、Windowsのストレージ容量を確認して整理する方法もあわせて見ておくと安心です。
ここには、公開後に次の関連記事への内部リンクを入れると自然です。
「ダウンロードしたファイルはどこ?Windowsで保存場所を見つける方法」
「Windowsのストレージ容量不足を解決する方法」
よくある質問
USBメモリーを挿すと音だけ鳴ります。故障ですか?
音が鳴る場合は、Windowsが何らかのUSB機器を検出している可能性があります。
まずはエクスプローラーの「PC」とデバイスマネージャーを確認してください。
音は鳴るのに表示されない場合は、ドライブの読み込みやUSBメモリー内のデータに問題があることもあります。
USBメモリーを差し直しても改善しない場合はどうすればいいですか?
別のUSBポート、パソコンの再起動、他のパソコンでの確認を順番に試しましょう。
他のパソコンでも使えない場合は、USBメモリー本体の故障が考えられます。
「フォーマットしますか?」と表示されたら押してもいいですか?
中に必要なデータがある場合は、「フォーマット」を実行しないでください。
フォーマットすると保存データが失われる可能性があります。大切な写真や書類が入っているなら、そのまま操作を止めて専門業者へ相談したほうが安全です。
USBメモリーのデータは消えてしまったのでしょうか?
Windowsに表示されないだけで、すぐにデータが消えたとは限りません。
ただし、何度も抜き差ししたり、初期化したりすると状態が悪化する可能性があります。必要なデータがある場合は、無理に操作を続けないことが大切です。
今日のまとめ
WindowsでUSBメモリーが認識されないときは、すぐに故障と決めつける必要はありません。
まずはUSBメモリーを差し直し、別のUSBポートへ接続し、パソコンを再起動してみましょう。
それでも表示されない場合は、他のパソコンや別のUSBメモリーで比べると、原因がパソコン側にあるのか、USBメモリー側にあるのか判断しやすくなります。
Windows Updateやデバイスマネージャーも確認できますが、分からない設定を無理に変更する必要はありません。
特に大切なデータが入っている場合は、「フォーマットしますか?」と表示されても、そのまま実行しないようにしてください。
今日記憶しておくとよい一つ
USBメモリーが表示されないときは、「差し直す・別のUSBポートを試す・再起動する」の順に確認し、大切なデータがある場合はフォーマットしないことを覚えておきましょう。


