PDFを全部送らなくて大丈夫|Windowsで必要なページだけ分割する無料の方法
「10ページあるPDFのうち、2ページだけ送りたい」
「申請書から必要な部分だけ取り出して保存したい」
こんなとき、PDFを最初から作り直す必要はありません。
PDFは、必要なページだけを取り出して別のファイルとして保存できます。
この操作を「PDFを分割する」といいます。
以前は複数のPDFを1つにまとめる方法を紹介しましたが、今回はその反対です。1つのPDFから必要な部分だけを抜き出す方法を、一緒に確認していきましょう。
操作そのものは難しくありません。ページ番号を確認して、残したいページを選び、新しいPDFとして保存するだけです。
今日のレッスン
今日は次の内容を覚えます。
・PDFを分割する意味
・無料サービスを使う手順
・必要なページだけ保存する方法
・個人情報を含む書類を扱うときの注意点
・うまく分割できない場合の確認方法
「PDFを分割する」とは、1つのPDFの中から必要なページだけを取り出し、新しいPDFを作ることです。
たとえば、10ページある資料から3ページ目だけを抜き出したり、5ページ目から8ページ目までを別のPDFにしたりできます。
少し難しい言葉に聞こえますが、「必要なページだけ別に保存する」と考えれば大丈夫です。
WindowsでPDFを無料で分割する方法
Windowsだけでは、必要なページを取り出して新しいPDFを作るための分かりやすい機能は用意されていません。
そのため、多くの人はブラウザー上で使える無料のPDF分割サービスを利用しています。
ブラウザーとは、インターネットを見るためのソフトです。Google ChromeやMicrosoft Edgeなどがこれにあたります。
サービスによって画面は少し異なりますが、基本的な流れはほぼ同じです。
PDFを分割できるサービスを開く
分割したいPDFを選ぶ
取り出したいページ番号を指定する
「分割」や「保存」を押す
作成されたPDFをパソコンに保存する
画面に「アップロード」と表示される場合があります。
アップロードとは、パソコン内のファイルをインターネット上のサービスへ一時的に送ることです。
なお、分割しても元のPDFが書き換えられるわけではありません。新しいPDFが追加で作成されるため、元のファイルは削除しない限りそのまま残ります。
PDFを分割するときはページ番号を先に確認する
PDFを分割するときに最も大切なのは、必要なページ番号を間違えないことです。
たとえば、次のような使い方があります。
・2ページ目だけを提出する
・5ページ目から最後まで保存する
・表紙を除いた部分だけ取り出す
・署名があるページだけ送る
作業を始める前にPDFを一度開き、必要な部分が何ページ目にあるか確認しておきましょう。
特に申請書や契約書では、1ページ抜けるだけで内容が伝わらなかったり、再提出が必要になったりすることがあります。
先にページ番号をメモしておくと、選択するときに迷いにくくなります。
PDFを分割するときに気を付けたい安全面
無料のオンラインサービスは便利ですが、どのPDFでも気軽にアップロードしてよいとは限りません。
住所、電話番号、口座情報、マイナンバー、診療記録などが入ったPDFは、個人情報を含む大切な書類です。
このようなファイルを扱う場合は、サービスの運営元やプライバシーに関する説明、アップロードしたデータの削除方法を確認してください。
安全性を判断できないサイトには、重要な書類を送らないほうがよいでしょう。
また、無料サービスには次のような制限が設けられていることがあります。
・1回に扱えるファイル容量
・分割できるページ数
・1日の利用回数
・保存できる回数
操作を始める前に、利用条件を確認しておくと途中で止まりにくくなります。
PDFを分割できないときに確認すること
分割ボタンを押しても進まない場合は、次の点を順番に確認しましょう。
・インターネットに接続されているか
・選んだファイルがPDF形式になっているか
・元のPDFが正常に開くか
・ファイルサイズが大きすぎないか
・サービスの利用上限を超えていないか
ブラウザーを一度閉じて開き直すと、正常に動く場合もあります。
それでもうまくいかないときは、ページ数を減らして試すか、別の信頼できるサービスを利用する方法があります。
ただし、個人情報を含むPDFを複数のサイトへ何度もアップロードするのは避けたほうが無難です。
PDFを分割したあとの整理方法
新しく作成したPDFを「新しいPDF」や「分割済み」のまま保存すると、後から中身が分からなくなることがあります。
用途が伝わる名前に付け直しておきましょう。
たとえば、次のような名前なら探しやすくなります。
・病院提出書類(1~2ページ)
・契約書(署名ページ)
・旅行日程表
・説明書(必要部分)
・学校提出用資料
分割後のPDFを開き、必要なページだけが入っているか、文字や画像が途中で切れていないかも確認してください。
送信や提出の前に最後まで目を通しておくと、ページ不足や選択ミスを防ぎやすくなります。
PDF分割でよくある質問
WindowsだけでPDFを分割できますか?
Windowsには、必要なページだけを簡単に取り出すための分かりやすい標準機能はありません。
初心者の場合は、信頼できる無料のPDF分割サービスを利用する方法が分かりやすいでしょう。
PDFを分割すると元のファイルは消えますか?
元のPDFは通常そのまま残ります。
新しいPDFが別に作られるだけなので、自分で削除しない限り元のファイルも引き続き使えます。
1ページだけ取り出すこともできますか?
できます。
多くのサービスでは、1ページだけでも、複数のページでも指定して保存できます。
PDFを分割するとページ番号は変わりますか?
ページの内容そのものは変わりません。
ただし、新しく作成したPDFでは、取り出した最初のページが「1ページ目」として表示される場合があります。
スマートフォンでもPDFを分割できますか?
スマートフォンに対応しているサービスなら利用できます。
ただし、ページを細かく選ぶ操作は、画面の大きいパソコンのほうが確認しやすいでしょう。
分割したPDFを再び結合できますか?
はい。
分割したファイルは、あとからPDF結合サービスを使って再び1つにまとめられます。
PDF分割の今日のまとめ
WindowsでPDFの一部だけを使いたいときは、無料のPDF分割サービスを利用する方法があります。
基本の流れは次のとおりです。
元のPDFを開いてページ番号を確認する
必要なページを指定する
新しいPDFとして保存する
内容とページ数を確認する
病院へ提出する書類、学校の資料、仕事の契約書、旅行の日程表、長い説明書から必要な部分だけ取り出したいときにも役立ちます。
元のPDFは残るため、最初から作り直す必要はありません。ただし、個人情報を含む書類をオンラインサービスで扱う場合は、利用するサイトを慎重に選びましょう。
今日覚えればいい一つ
PDFを分割する前に必要なページ番号を確認し、保存後にも内容を開いて確かめましょう。


