冷蔵庫にあるもので何作る?AIに食材を伝えて献立を決めてみた
冷蔵庫を開けて、「これしかないけれど、何を作ろう」と困ることがあります。
最近、そんなとき私はAIに冷蔵庫にある食材をそのまま伝えています。
たとえば、
「豆腐、玉ねぎ、じゃがいも、スパムがあります。これで作れる料理は何がありますか?」
これだけでも、いくつか料理の候補を出してくれます。
買い物に行きたくない日なら、
「この材料だけで、簡単に作れるものを3つ教えて」
と条件を足すこともできます。
私の場合、AIにレシピを最初から最後まで考えてもらうというより、「今日何を作る?」が決まらないときのアイデア探しに使っています。
先日も実際にこの方法で夕飯を決めました。
豆腐・玉ねぎ・じゃがいも・スパムで何を作る?
その日、冷蔵庫にあった主な食材は、豆腐、玉ねぎ、じゃがいも、スパムでした。
一つひとつなら使い道は思いつくのですが、4つを眺めていても夕飯がなかなか決まりません。
そこでAIに、この食材で何が作れるか聞いてみました。
提案されたのは、「チャグリ(짜글이)」や「テンジャンチゲ」など。
チャグリは、韓国で食べられている汁気を少なめに煮込む料理です。
候補を見ているうちに、「今日はチャグリっぽいものが食べたい」と思い、その日の夕飯が決まりました。
AIに聞いて便利だったのは、特別なレシピを教えてもらったことではありません。
冷蔵庫を見ても自分では思いつかなかった料理を、候補として出してもらえたことでした。
AIのレシピどおりではなく、自分の味で作った
作る方向が決まったら、そこからは自分の好きなように作りました。
私は韓国人なので、韓国料理なら普段作るときの感覚で味を調整できます。
今回は豆腐とスパムを手で崩し、じゃがいもと玉ねぎは角切りにしました。
味付けにはテンジャン、コチュジャン、ごま油を、だいたい2:1:1くらいの感覚で合わせました。
じゃがいもと玉ねぎを先に炒め、水を加えて、ほんだしも少し入れました。そこへ崩した豆腐とスパムを加えて煮込みます。
AIが教えてくれたレシピを、そのまま再現したわけではありません。
チャグリという候補を見て「それにしよう」と決め、あとは家にある調味料と自分の味付けで作った料理です。
完成したものが正式に何という料理なのかは分かりません(笑)。
チャグリをヒントにした、わが家流の名前のない料理です。
でも、これがおいしかったのです。
最初の答えが合わなければ、条件を追加して聞ける
冷蔵庫の食材をAIに伝えても、最初から食べたい料理が出てくるとは限りません。
そんなときは、質問を最初からやり直さなくても、続けて条件を伝えられます。
たとえば、
「買い物に行かず、この材料だけで作りたい」
「全部使わなくてもいいので、3つ教えて」
「この中で一番簡単なものは?」
という具合です。
冷蔵庫にあるものを全部使う必要もありません。
早く使いたい豆腐があるなら「豆腐を優先して使いたい」と伝えることもできます。
最初から上手な質問文を考えなくても、普段人に相談するように条件を少しずつ足していけばいいので、私はこの使い方が気に入っています。
料理名がすでに決まっているなら、普通にレシピを検索すれば十分です。
私がAIを便利だと感じるのは、その前の段階。
「豆腐はある。じゃがいももある。でも今日は何を作る?」
という、料理名すら決まっていないときです。
AIは「献立を決めるヒント」として使う
今回も、AIが夕飯を全部決めてくれたわけではありません。
AIが出した候補を見て、食べたいものを選んだのは私です。
味付けも、家にある調味料を使って自分で変えました。
そのため、AIに聞いた料理と完成した料理がまったく同じでなくても気にしていません。
「そうか、この材料ならチャグリみたいな煮込み料理にできるのか」
そこまで分かれば、あとは自分で考えられます。
レシピを一から考えてもらう使い方もできますが、私には献立を決める最初のきっかけだけもらう使い方が合っているようです。
「食べても大丈夫?」の判断はAIだけに任せない
献立を相談するときに、一つ気をつけていることもあります。
AIは、冷蔵庫に入っている食材の実際の状態を見ることができません。
「この豆腐はまだ食べられる?」と質問して答えが返ってきても、それだけで安全だと判断することはできません。
消費期限や保存方法、においや見た目などは自分で確認する必要があります。
私は、AIは「何を作るか」を考えるために使い、「食べても安全か」の最終判断には使わないようにしています。
「今日何作ろう?」と止まったときに聞いてみる
以前なら、冷蔵庫に中途半端な食材しかない日は、扉を開けたまま「何にしよう」としばらく考えることもありました。
今回は豆腐、玉ねぎ、じゃがいも、スパムをAIに伝えたことで、チャグリやテンジャンチゲという候補が出てきました。
その中からチャグリを選び、最後は自分の好きな味に変えて、名前のない夕飯が完成しました。
AIの提案どおりに作らなくてもいい。
自分では思いつかなかった料理を一つ思い出させてもらう。
それだけでも、私には十分便利です。
冷蔵庫を開けて「これしかないけれど、何を作ろう」と止まってしまったときは、今ある食材をそのままAIに伝えてみる。
最近はそれが、わが家で夕飯を決める方法の一つになっています。


