ZIPファイルとは?パソコンで開く・解凍する方法を初心者向けにやさしく解説
メールの添付ファイルや、インターネットからダウンロードした資料の中に、
○○○.zip
という名前のファイルが入っていることがあります。
「ZIPって何?」
「クリックしても普通のファイルと少し違う」
「開くために何かソフトを入れないといけないの?」
と迷いやすいところですが、一般的なZIPファイルなら、Windows 10・11では専用ソフトを追加しなくても開いたり解凍したりできます。
ZIPは、複数のファイルなどをひとつにまとめるためによく使われる形式です。
今日は、ZIPファイルの意味から、Windowsでの解凍方法、解凍したファイルの保存場所、うまく開けないときの確認ポイントまで順番に見ていきましょう。
今日のレッスン
今日覚えたいのは、この3つです。
ZIPファイルとは何か
WindowsでZIPファイルを解凍する方法
解凍したファイルをどこで確認するか
まず「解凍」という言葉から簡単に説明します。
ZIPは、いくつかのファイルをひとまとめにした状態です。
その中身を取り出して、普通のファイルとして使えるようにする操作を解凍といいます。
難しく考えなくて大丈夫です。
ZIPを開ける状態に戻す作業くらいに覚えておけば十分です。
ZIPファイルとは?初心者向けに簡単に説明
ZIPファイルは、複数のファイルやフォルダーをひとつにまとめられるファイル形式です。
たとえば、写真が10枚あるとします。
その10枚を1枚ずつ送るよりも、「旅行写真」というひとつのZIPファイルにまとめたほうが、相手も受け取りやすくなります。
ファイル名を見ると、
旅行写真.zip
のように、最後に「.zip」が付いています。
この「.zip」は拡張子(かくちょうし)と呼ばれます。
拡張子とは、ファイルの種類を表す目印です。
たとえば、
PDF → .pdf
写真 → .jpg
ZIP → .zip
というように、ファイル名の最後を見ると種類を判断できます。
ZIPファイルの「圧縮」と「解凍」とは?
ZIPについて調べると、「圧縮」と「解凍」という言葉がよく出てきます。
圧縮とは、複数のファイルをまとめたり、データの容量を小さくしたりすることです。
解凍は、そのZIPファイルの中身を取り出して、普通に使える状態に戻すことです。
箱にたとえると、
圧縮 → いくつかの物をひとつの箱にまとめる
解凍 → 箱を開けて中身を取り出す
というイメージです。
ただし、ZIPにすれば必ず大きく容量が減るわけではありません。
写真や動画など、もともと圧縮されているデータでは、ZIPにしてもサイズがあまり変わらないことがあります。
WindowsでZIPファイルを解凍する方法
一般的なZIPファイルなら、Windows 10・11の基本機能で解凍できます。
まず、ZIPファイルを探します。
インターネットから保存したファイルなら、「ダウンロード」フォルダーに入っていることが多いです。
ZIPファイルが見つかったら、次の順番で操作します。
ZIPファイルを右クリックする
「すべて抽出」を選ぶ
ファイルを保存する場所を確認する
「抽出」をクリックする
これで解凍できます。
解凍が終わると、新しいフォルダーが作られ、その中にPDF、写真、文書などのファイルが表示されます。
Windowsのバージョンや設定によって、右クリックしたときの表示が少し違う場合があります。
ZIPファイルで「すべて抽出」が見つからないときは?
Windows 11では、右クリックしたときに表示されるメニューが簡単な形になっていることがあります。
もし「すべて抽出」が見つからなければ、
「その他のオプションを表示」
を選んでみてください。
そこに「すべて抽出」が表示される場合があります。
また、ZIPファイルではなく別の形式の圧縮ファイルだった場合、同じ操作ができないこともあります。
まずはファイル名の最後が本当に「.zip」になっているか確認してみましょう。
ZIPファイルをダブルクリックするとどうなる?
ZIPファイルをダブルクリックすると、中に入っているファイルが見えることがあります。
ここで、
「もう解凍できたのかな?」
と思いやすいのですが、中身を表示しているだけで、まだすべて取り出していない場合があります。
見るだけならそのままでも問題ないことがあります。
ただし、ファイルを編集したり、別の場所に保存したり、長く使ったりするなら、先に「すべて抽出」で解凍しておくほうが迷いにくいです。
初心者のうちは、
ZIPファイルを見つける → 右クリック → すべて抽出
と覚えておくとわかりやすいです。
ZIPファイルの中から1つだけ取り出す方法
ZIPの中にたくさんファイルが入っていて、
「全部はいらない。このPDFだけ欲しい」
ということもあります。
その場合は、ZIPファイルをダブルクリックして中身を開き、必要なファイルだけをデスクトップや別のフォルダーへドラッグして取り出す方法もあります。
ただ、初めてZIPを扱う場合は、全部まとめて「すべて抽出」してから必要なファイルを探すほうが操作は簡単です。
解凍したZIPファイルはどこに保存される?
ZIPを解凍できても、
「今度は中身がどこに行ったかわからない」
ということがあります。
「すべて抽出」を選ぶと、解凍する前に保存先が表示されます。
保存先を変更しなければ、元のZIPファイルがある場所の近くに、同じ名前のフォルダーが作られることがあります。
たとえば、
旅行写真.zip
を解凍すると、
旅行写真
というフォルダーができ、その中に写真が入っているイメージです。
「抽出」を押す前に保存先を一度見る習慣を付けておくと、あとから探しやすくなります。
ZIPファイルが解凍できないときの確認方法
「すべて抽出」を選んでも開けない場合は、いくつか確認してみましょう。
まず、ファイル名の最後が「.zip」になっているか見ます。
圧縮ファイルにはZIP以外の形式もあり、種類によって操作方法が異なります。
次に、ダウンロードが途中で止まっていなかったか確認します。
ファイルが正常に保存されていないと、解凍できないことがあります。
送信元やダウンロード元が信頼できる場合は、もう一度ダウンロードすると直ることもあります。
また、パスワード付きZIPの場合は、設定されたパスワードを入力しないと中身を開けません。
心当たりのないメールに添付されたZIPファイルや、知らない相手から届いたファイルは、むやみに開かないようにしましょう。
ZIPファイルの解凍に専用ソフトは必要?
一般的なZIPファイルを開くためだけなら、最初から専用ソフトを入れる必要はありません。
Windows 10・11では、基本機能でZIPファイルを解凍できます。
もちろん、ZIP以外の圧縮形式をよく使う場合や、特別な機能が必要な場合は、専用ソフトが便利なこともあります。
ただ、初めてZIPファイルを受け取ったときに、
「何かアプリをダウンロードしないと開けない」
と思って、すぐにソフトを探す必要はありません。
まずWindowsの機能で開けるか確認してみましょう。
ZIPファイルについてよくある質問
Q. ZIPファイルを解凍すると、元のZIPファイルは消えますか?
通常は消えません。
元のZIPファイルはそのまま残り、別に解凍したフォルダーが作られます。
中身を確認して、もう必要ないと判断したら、元のZIPファイルは自分で削除できます。
Q. ZIPファイルをダブルクリックするだけでも使えますか?
中身を見ることはできます。
ただし、ファイルを編集したり整理したりする場合は、「すべて抽出」で解凍してから使うほうがわかりやすいです。
Q. ZIPファイルには何が入っていますか?
写真だけではありません。
PDF、Wordなどの文書、画像、複数のフォルダーなど、さまざまなファイルをまとめるために使われます。
Q. ZIPファイルを開くために無料ソフトを検索したほうがいいですか?
一般的なZIPファイルなら、まずWindowsの基本機能を使ってみてください。
専用ソフトを追加しなくても解凍できることが多いです。
今日のまとめ
ZIPファイルは、複数のファイルをひとつにまとめるためによく使われる形式です。
初めて見ると難しそうに感じますが、操作自体はそれほど複雑ではありません。
Windows 10・11なら、一般的なZIPファイルは、
ZIPファイルを右クリック →「すべて抽出」→ 保存先を確認 →「抽出」
という流れで解凍できます。
「すべて抽出」が見つからない場合は、「その他のオプションを表示」も確認してみてください。
解凍したあとは、できたフォルダーを開けば中のファイルを使えます。
今日記憶するといいこと
ZIPファイルを受け取ったら、まず右クリックして「すべて抽出」を探す。
今日はこれだけ覚えておけば十分です。📁😊

