PDFの文字を修正したい!パソコンでPDFを編集する方法を初心者向けに解説
PDFでもらった書類を開いて、「名前を入力したい」「間違っている文字を直したい」と思ったのに、文字をクリックしても何も起こらない。そんなことはありませんか?
Wordなら文字の途中にカーソルを入れてすぐ修正できますが、PDFは少し仕組みが違います。
PDFは、作った書類の見た目をなるべく変えずに相手へ渡すためによく使われるファイルです。そのため、開いて読めても、そのまま文字を変更できるとは限りません。
でも、難しく考えなくて大丈夫です。😊
まずは「文字を書き足したいのか」「すでにある文章を直したいのか」を確認すると、自分に合った方法が見つけやすくなります。
今日のレッスン
今回は、パソコンでPDFを編集するときの基本を順番に確認します。
最初に、やりたいことと方法を簡単に分けてみましょう。
| やりたいこと | 主な方法 |
|---|---|
| 名前や日付を書き足したい | テキスト追加・注釈機能 |
| 元からある文章を修正したい | PDF編集ソフト |
| 文章をたくさん書き直したい | Wordで開いて編集 |
| スキャンした書類の文字を直したい | OCR対応ソフト |
特に覚えておきたいのは、「文字を追加する」と「元の文字を修正する」は別の作業だということです。
PDFを編集する前に何を修正したいか確認しよう
たとえば、申込書の空欄に名前を入れたい、日付を書き足したい、文章の横にメモを付けたいという場合は、元の文章を書き換える必要はありません。
この場合は「テキストを追加」「コメント」「注釈」といった機能で対応できます。
「注釈」という言葉は少し難しく見えますが、簡単にいうと、元の書類はそのままにして、その上へ文字や印を追加する機能です。
一方で、「住所が間違っているので直したい」「文章そのものを別の内容に変更したい」という場合は、PDFの本文を編集できる機能が必要です。
まずここを分けるだけでも、必要のないソフトを探さずに済みます。
PDFに文字を追加する方法
PDFの空欄へ名前や日付を書きたいだけなら、比較的簡単です。
PDFを開いているアプリに「テキストを追加」「コメント」「入力と署名」などの機能があれば、それを使って書き込めることがあります。
契約書や申込書など、もともとの文章を消さずに空いている場所へ入力したい場合は、まずこの方法を確認してみましょう。
編集後は元のPDFを残しておくために、同じファイルへ上書きするより、別の名前で保存するほうが安心です。
たとえば、
申込書.pdf
を編集したなら、
申込書_記入済み.pdf
のようにしておくと、どちらが元のファイルなのか迷いにくくなります。
PDFをWordで編集する方法【初心者向け手順】
文章が中心のPDFで、文字をたくさん直したいなら、Wordを使う方法があります。
Wordがパソコンに入っている場合は、次の順番で試してみましょう。
Wordを開き、「ファイル」から「開く」を選びます。
編集したいPDFを選びます。
PDFをWord文書に変換する確認画面が表示されたら「OK」を選びます。
変換が終わったら、普通のWord文書と同じように文字を修正します。
編集後は「名前を付けて保存」から、必要に応じてPDF形式で保存します。
ここで大事なのは、元のPDFをそのままWordの中で書き換えているわけではないということです。
PDFの内容を読み取り、Wordで編集できる形に作り直していると考えるとわかりやすいでしょう。
文章が中心の案内文や資料なら使いやすい方法ですが、表や画像が多い書類では、文字の位置やレイアウトがずれることがあります。
保存する前に、元のPDFと見比べておきましょう。
PDFの文字を直接修正する方法
「すでに書かれている一部分だけを消して、別の文章に変えたい」という場合は、PDF本文の編集に対応したソフトを使います。
ここで間違えやすいのが、
PDFを開ける=PDFの元の文字を直せる
ではないことです。
PDFを見る機能は無料でも、本文を直接変更する機能は有料になっているソフトもあります。
Adobe AcrobatなどのPDF編集ソフトを使う方法がありますが、ちょっとした修正のためだけにすぐ契約する必要はありません。
まずWordで編集できるPDFなのか、文字を追加するだけで済むのかを確認してから選びましょう。
スキャンしたPDFを編集するにはOCRが必要なこともある
紙の書類をスキャナーなどでPDFにしたものは、少し注意が必要です。
画面には文字が見えていても、パソコンから見ると書類全体が1枚の写真のようになっていることがあります。
そんなPDFでは、文字をクリックしても直接修正できません。
このとき利用するのが「OCR」という文字認識機能です。
OCRとは、簡単にいうと、写真の中に写っている文字をパソコンが読み取って、文字データとして認識する仕組みです。
ただし、「1」と「I」など似ている文字を間違って読み取ることもあります。OCRを使ったあとは、文章が正しく変換されているか確認しましょう。
PDFを無料で編集する方法はある?
PDFに文字を追加したり、メモを書き込んだりする程度なら、無料の機能だけで対応できることがあります。
一方、元からある文章を自由に変更する場合は、使うソフトによって有料機能になることがあります。
インターネットで検索すると「無料PDF編集」「PDFをWordに無料変換」といったサービスも見つかりますが、使うファイルの内容には注意しましょう。
住所、電話番号、契約内容、銀行や仕事に関する情報が入ったPDFを、よくわからないサイトへ簡単にアップロードするのはおすすめできません。
オンラインサービスを使う場合は、運営会社やファイルの取り扱い、プライバシーポリシーを確認してから利用しましょう。
PDFを編集できないときに確認すること
方法どおりに操作しても編集できない場合は、PDF側に編集を制限する設定がされていることがあります。
また、スキャンPDFだったり、文字ではなく画像として保存されていたりする可能性もあります。
「自分の操作が間違っている」とすぐに考えなくて大丈夫です。
まずは文字を選択できるか確認し、それでも難しい場合は、Wordへの変換やOCR対応ソフトが必要なPDFではないか見てみましょう。
PDF編集でよくある質問
PDFの文字は無料で修正できますか?
文字やメモを追加するだけなら無料でできることがあります。元の文章そのものを書き換える場合は、使用するソフトによって有料になることがあります。
PDFをWordで開いても元のPDFは消えませんか?
通常はWord側で編集用の文書に変換して作業するため、元のPDFそのものを書き換える操作とは異なります。ただし、保存するときはファイル名を変えておくとさらに安心です。
PDFをWordにしたらレイアウトが崩れました
PDFからWordへ変換すると、表や画像、改行位置などが変わることがあります。特にレイアウトが複雑な書類では起こりやすいため、完成後に元のPDFと比較しましょう。
文字を選択できないPDFは編集できませんか?
スキャンしたPDFなど、文字が画像になっている可能性があります。その場合はOCR対応ソフトを利用すると、文字として認識できることがあります。
今日のまとめ
PDFを編集したいときは、最初から難しいソフトを探す必要はありません。
空欄へ名前や日付を書きたいならテキスト追加や注釈機能、文章を大きく直したいならWordへの変換、元からある文字を直接変更したいならPDF編集ソフトというように、目的によって方法を選びます。
そして、文字を選べないPDFはスキャン画像になっている可能性があるため、OCRが必要になることもあります。
大切な書類を編集するときは、元のPDFを残したまま別名で保存しておくと安心です。
今日記憶すると良い一つ
PDFを編集するときは、「文字を追加したいのか」「元の文字を直したいのか」を最初に確認する。これだけで選ぶ方法がぐっとわかりやすくなります。
あわせて読みたい
👉スマホでダウンロードしたファイルはどこ?PDF・画像の保存場所をiPhone・Android別に解説

